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コアナレッジ4問とも簡単な問題で間違いようがない。 これはさすがにリスコアの要求をかけるしかないな。 これぐらいでへこたれないぞ!次も挑戦するつもりだ。 PR この1ヶ月間でMPLS Fundmentalsに関して細部まで読み込んできたので、大分自信を取り戻してきた。今度こそコアナレッジとラボを一遍にやっつたい。
MPLSに関するマニアックな16進数の時間です~
Ethernetフレームの規格は4種類ある ・DIX仕様Ethernet 多くの場合はDIX Ethertypeで上位プロトコルを識別 ・IEEE802.3 MACヘッダー最後の2バイトは以前長さだったが、今はDIXと同じくタイプも可能 ・IEEE802.3 LLC 3バイト長 MACヘッダの後ろにLLC(Logical Link Control Header)が付いているやつ LLCヘッダは上位プロトコルの情報はない ・IEEE802.3 SNAP 5バイト長 LLCに続く2番目のヘッダ SNAP=Subnetwork Access Protocolで上位プロトコルを識別 MPLSのEthertype番号は0x8847。 その他、IPは0x800(これは有名)、ARPは0x0806、IPv6は0x86DD。 ATMに関してはこれらとは違ってVPI/VCIをMPLSラベル代わりに使っているので、識別番号というのはない。 ※ただしセルモードに限る ラボの進捗 161Labs done
数あるLink TE Attributeの中でAttribute Flagsにフォーカスして書いてみます。
MPLS TEのCSPF計算時に特定のリンクを考慮したくないときにexplicit route、 exclude route、あるいはreservable bandwidthをrequired bandwidthよりも小 さくすることなどの手法が考えられる。 これらの方法の他に、リンクにユーザ定義のFlag bitsを付与してCSPF計算に考 慮したくないリンクを定義付けすることができる。このようにリンクに付与する ユーザ定義情報はAttribute Flagsといい、ビット長は32bit。 Attribute Flags - Min: 0x0 - Max: 0xFFFFFFFF - Def: 0x0 Attribute Flags設定コマンド Router(config-if)# mpls traffic-eng attribute-flags 0x0101 各リンクのこのような定義されたAttribute Flags情報をOSPFあるいはISISといっ たリンクステートプロトコルによって伝播される。 TEトンネルを形成するときにどのAttribute Flagsが付与されたリンクを経路と して考慮するかを決定するためにAffinity Bitsを使用する。 Affinity Bitsも32bit長となっていて、さらに32bit長のmaskを組み合わせるこ とで一部のAffinity Bitsだけを考慮することができる。リンクをCSPF計算に用 いるためにAttribute FlagsとAffinity Bitsのそれぞれの32bitが一致する必要 があるが、maskで0のビットはDon't Careとなり、両者が違う値でも大丈夫。 Affinity bits - Min: 0x0 - Max: 0xFFFFFFFF - Def: 0x0 mask - Min: 0x0 - Max: 0xFFFFFFFF - Def: 0x0000FFFF Affinity bitsとmaskの設定コマンド Router(config-if)# tunnel mpls traffic-eng affinity 0x0101 mask 0x303 上の例ですと、 0x0101を2進数に変換すると 0100000001 0x303を2進数に変換すると 1100000011 ということは、 0100000001 1100000011 ---------- 01******01 *はDon't Care bitである。 この時リンクのAttribute Flagsの第1,2,9,10ビットがそれぞれ1,0,1,0であれば CSPF計算の対象となることができる。 例えば、次のような3つのAttribute Flagsがあるとする。 a. 0x3A1 b. 0x1E9 c. 0x114 このうち、bのAttribute FlagsだけがCSPF計算に使える。 なぜかというと、 0x3A1 -> 1110100001 -> 11******01 第10bit目が1なので、Affinityの10bit目とは違うのでCSPF計算に使えない 0x3A1 -> 0111101001 -> 01******01 Don't Care bit除いて、全bitがAffinityと同じなのでCSPF計算に使える 0x3A1 -> 0100010100 -> 01******00 第1bit目が0なので、Affinityの1bit目とは違うのでCSPF計算に使えない ラボの進捗 148Labs done |
プロフィール
HN:
ぜん吉
性別:
男性
職業:
割と自由なリーマン
趣味:
海外出張
自己紹介:
2006年のCCNA合格を皮切りにCCIE-RSを含めて数々のシスコ資格をパスし、2009年に念願の海外受験(ドバイ)でCCIE-SCを取得。そして、2010年に目標だったトリプルCCIEを香港の地にて達成した。今はネットワークセキュリティやデータ分析などをやっています。
■2006年の目標 CCNA(達成) ■2007年の目標 CCNP(達成) CCDA(達成) CCDP(達成) CCIP(達成) ■2008年の目標 CCSP(達成) CCIE-RS(達成) TOEIC700点(達成) ■2009年の目標 CCIE-Sec(達成) TOEIC800点(達成) JNCIA-JUNOS(達成) ■2010年の目標 JNCIA-M(達成) CCIE-SP(達成) JNCIS-M(達成) JNCIA-EX(達成) JNCIS-SEC(達成) ■2011年の目標 異動(未達成) ■2012年の目標 異動(未達成) TOEIC850点(達成) ■2013年の目標 異動(達成) CCIE更新(達成) ■2015年の目標 本を出す(達成) ■2017年の目標 TOEIC900(達成) TOEIC950(達成) ■2018年の目標 英検1級(達成) ■2019年の目標 海外勤務 |