タイ&カンボジアの旅 4日目 2012/7/15(Fri)
パヤタイ駅から出るスワンナプーム国際空港行きのエアポートリンクエクスプレスの始発は6時30分である。これに乗るために5時に起き、6時にパヤタイ駅までタクシーで来た。朝もタクシーが多く走っているためすぐに乗ることができ、道路も空いているので渋滞に巻き込まれる心配もない。出発の2時間前に空港に着いたのはよかったが、パスポートチェックは長蛇の列で結局まったく時間の余裕はなかった。空港はでかいが窓口の数は少なすぎる。
シェムリアップまでは空路で約1時間の距離である。シェムリアップはバンコクよりも内陸にあるせいか太陽はとても強烈である。シェムリアップ空港はこじんまりでお洒落、一番印象だったのは入国審査のときで横一列に10人ぐらいの軍服みたいのを着ている職員がライン作業のようにパスポートを審査する光景であまり他の国では見られない。空港から出ると今夜一晩だけ泊まるGolden Takeo Geust Houseのルモー(カンボジアのトゥクトゥク)運転手が待っていてくれた。砂埃を巻き上げながら国道6号線に沿って市内へ、ホテルまでは約30分である。ちなみにこのホテルは空港までの出迎えは事前にメールで連絡すると無料である。部屋は簡素だがとても広く清潔で無線LANも使える。この運転手が言うには遺跡巡りの1日ルモーチャーターが必要ならば1日15ドルである。事前の調査でも相場は15ドルなのですぐにOKした。何よりホテルの運転手だから安心感はある。
腹が減ったからとりあえず一番賑わっているオールドマーケットへ徒歩で向かう。オールドマーケットの裏路地にあるクメールキッチンというレストランでおすすめのクメールカレーとアモックをオーダー、いずれもクメールの伝統料理である。ボリュームがあって最後まで食べ切れなかった。お値段は2つ合わせて6ドルでした。シェムリアップではアメリカドルが自国通貨のリエルと同様に流通しているためドルを持っているならばわざわざリエルに両替することはない。1ドルが4000リエルと計算されるので、例えば1.25ドルのソフトドリンクを買うときに2ドルを店員に渡すとおつりは3000リエルで返って来る。食事をしながらガイドブックを見ていたらオールドマーケットの近くにアプラサシアターがあり、そこでクメールダンスが観られるディナーショーがあるということで直接行ってみたがどうやら土日はやっていないようでした。
ホテルで2時間ぐらい休憩して外が少し涼しくなったごろに再び外へ出て国立博物館へ徒歩で向かった。入場料の12ドルの他に3ドルで日本語のヘッドホンを貸してくれる。遺跡巡りのための事前学習に訪れるいいでしょう。国立博物館の北に少し歩いたところにカフェ・プカがあり、さらに隣接でアンコールクッキーが売られている。カフェ・プカのマンゴーカキ氷はとてもおすすである。どっちの店もお客が日本人だらけだからメニューも日本語である。アンコールクッキーの値段は日本で売られている土産用と同じぐらい高い、職場で旅先のみやげを配る日本人だけの商品である。カンボジアっぽいみやげを買うならオールドマーケットへ行ったほうがよさそうだ。
帰りにアンコールセンチュリーホテルの前をたまたま通りかかったら、ダンスディナーショーの看板が目に入った。すぐにホテルのフロントで24ドルを支払って予約した。ダンスを観ながらコース料理を食べるのだが、料理が多くて半分以上は残してしまった。さすがに高級ホテルなだけに味も申し分がなかった。一方ダンスは物語や生活に関するもので、踊り始める前に日本語と英語で説明をしてくれる。ちなみにこの日の客は20人ぐらいの日本人団体と欧米人1人と私でした。ディナーショーの後にオールドマーケットでカンボジアマッサージも体験した。満腹状態でのうつ伏せは本当にきつかった。
明日はアンコールワットなどの遺跡巡りへ行く。
つづく・・・
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