タイ&カンボジアの旅 6日目&最終日 2012/7/17(Tue)
カンチャナブリへの日帰りツアーもアユタヤー行きと同じで朝7時にツアーオフィス前でガイドを待つ。程なくしてガイドがやってきてツアー客をバス乗り場へ誘導された。どうせまたバスが出るのはまだ先だろうとおもったので、25バーツのPlain rice omletを作ってもらって出発までに時間を潰そうとした。しかし今日の出発は予想に反して定刻通りだったのでしかたなくできたてのオムレツを車中で食べた。カンチャナブリはバンコクから車で2時間の距離にあり、見たことはないが映画「戦場にかける橋」で有名な橋のあるところだ。
まず訪れたのは連合軍共同墓地で何もないただの墓地、墓標に名前、宗教、年齢、メッセージなどが書かれていて多くは若くして亡くなったようだ。次に行ったのはWar Museam、ここに入るには自腹で40バーツを支払う必要がある。ガラクタを展示しているだけのとても残念な博物館であるがせっかく来たからには入ってみて残念感を味わってみるのもいいだろう。博物館のすぐとなりにツアーのメイン見所の鉄橋がある。当時の関係者か映画ファンでないならばそれほどわくわくするような橋でもないようだ。くそ暑いのでテントのある休憩場でスイカジュースを飲んでいたら目の前に子供のヒョウがいるのを発見した。よく見たらヒョウを抱っこできる(もちろんお金は必要)みたい、看板の英語で動物保護のためとか言っているわりに子供のヒョウを短い首鎖で自由を奪っているうえに金儲けしているのはいかがなのかと激しく疑問におもった。
ここの鉄道は今も使われているので別料金を払って試乗できる。発車する時は直下型地震を味わうことができる列車である。そのあとに川に浮かぶ屋形船のレストランでお昼を頂いた。どのツアーもお昼は無料なのでメシの内容は最初から期待しない方ががっかり感も少ない。食後は竹の筏に乗り、それをボードで上流に運ばれたあとに自然の流れに身を任せて川を下る。出発点の所まで戻ったら他の船に乗り換えてやや下流の対岸に行き、そこで象に乗る。象使いは小学生低学年から中学生ぐらいの子供らとその親父みたいな人でした。毎日仕切りなしにやってくる外国人を象に乗せては同じコースをくるくる回るだけのこの仕事は考えるだけでいやになってくる。案の定、大人の親父さんは終始むっつり顔で一言もしゃべらずに淡々と象を操っていただけでした。しかし子供らは象から象へ飛び乗ったり観光客とカタコトの英語で冗談を言っては無邪気に笑ったりしていていた。改めて子供は遊びの天才と感心した。遊びのなかから仕事を見出し、さらに仕事として意識しないことで相手も自分も楽しくさせることができることを実演を通じて教えられたような気がした。象乗りのあとは、サイヨーク国立公園のサイヨーク・ノーイ滝へ連れて行かれた。水がとても澄んでいてグッピーがたくさん泳いでいる。酔っ払いのメリケンが裸になって池に飛び込むとかどんだけテンションたかいのか。。。
最終日はただの移動日なので特記すべきことはなにもない。トランジットの際にジュースだけを買う分の香港ドルを持っていけばよかったと後悔している。
結論としてバンコクもシェムリアップも最高だった。今度行くならどっぷりゴーゴーバーまたはどっぷりアンコール遺跡めぐりの二者択一の選択しか俺にはない。(キリッ
おわり。
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