信じられないことに未だにCCIE神話というよりCCIE迷信が世の中で広く言い伝えられている。
CCIE神話は多くあるが、典型的なものというと。
①CCIEとったら1000万円プレイヤーになれる
②CCIEなら何でも知っている
③CCIEはIOSダウンロードし放題
①は確かにアメリカにおいてそういう統計はあるが、まず日本では無理。私は3つ持っているが1000万なんて多分このままだと一生たどり着けない。でも、いいんです。なぜならほどよく現状に満足しているからだ。老子の有名な言葉で「
足ることを知る者は富めり」もあるようにこの議論は既に紀元前5世紀で結論は出ている。
①の野望を抱いてCCIEとるとならばそれは叶わぬ夢と思ったほうがいいかもしれない。
①の神話から派生する有らぬ疑いもある。それは、勝手に転職する気があると思われること。特に推奨していない場合に私みたいに何個もCCIEとると、取る度にそういうこと言われる。実に腹立たしい!もし転職する気があればもう1個取った時点でしているし。給料が1円も上がらない上に知らないところで変な噂も流れる。壁に耳有り障子に目ありというぐらい、本人には知らないだろうと思って陰口言っているが大抵ばれている。そしてCCIEに対する理解があまりない所ではむしろCCIE取らない方がいい場合もある。でも、それでも俺は取る!なぜなら他人の評価はクソ食らえでやりたいことやった方が悔いはないからだ。
②も実によろしくない迷信だ。たしかにCCIEは普通の人よりもルーティングなどは詳しいかもしれないが、実務でバリバリこなしている人と比べれば勝てない場合がずっと多い。CCIE Candidateの本音として、ぶっちゃっけ試験範囲以外は興味ないし、知りたくもないwww
③は嘘!だからもう聞かないでね!
だいだい試験代の1400ドルで全てのIOSダウンロードできるほど世の中甘くはない。というより商売にならんよ。JK
②と③はまだしも、①で再び俺に聞いてくるやつは3秒で消してやる。そのつもりで。
老子
生没年不詳、紀元前5世紀頃
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