少しでもインドのことを知るために数冊のインド関連の本を読んだ。金太郎飴の日本社会と違い、インドは実に多様性な国であることを分かった。ここで今まで読んだ本を紹介したいとおもう。
①インドなんて二度と行くか!ボケ!!
観光地で出あう数々の詐欺が大変参考になる。汚いインド、下痢、嘘つきインド人などとにかくインドのマイナスの面をたっぷり堪能できる一冊だ。バックパッカーでインドへ行くなら、どんなハプニングに遭遇するを予習できる。本は太字やフォントの大小でうまく使い、字だけで臨場感を感じることが出来る。
②てくてくインド
イラストメインの旅行記である。筆者の本業は劇団員だが漫画の腕はプロの漫画家も顔負けなレベルである。とても気軽に読める一冊である。
③インド陣とのつきあい方
先の2冊と違い、これはインドでビジネスを考える人向けに書いた本である。インド人と日本人の考え方の違いなどについて書かれているおり、インド人とどのようにうまく付き合うかについてのヒントが得られる。読んだあとはインド人は嘘つきや信用できないなどと簡単には言い切れなくなる。バックパッカーでインド慣れは本当にインドを知ることにならないと筆者は強調しており、ビジネスをするにあたって上位の数パーセントのインド人を知ることが大事と説いているのがとても印象的だった。
④インドの衝撃
ミクロな視点からの取材は一般的な家庭から大物の政治家までと幅が広い、さすがNHKだけのことで取材力は他の本を寄せ付けない。インドの教育、社会、国際政治を知る上で大変役に立つ。インドの驚くべきすごさと同時に貧困などマイナスな面も同時に取り上げ、バランスの良い一冊である。
PR