今日は研修最終日でしたが実質やることはなく片付けと携帯電話の返却などの事務的な内容でした。アサインされた先のチームメンバーから象の像をプレゼントされ、ごく簡単なお別れ会でした。これぐらいのあっさり感が一番いい。日本のだらだら飲み会は互いに疲れるだけである。
お昼に5ルピーのラストチャイをした。もうこれでしばらくはインドの屋台チャイを飲むことはできない、実に寂しい。チャイを飲んだ後にアーグラで買ったタージマハールの絵はがきを投函しようとしたが、郵便ポストは日本のように多いわけではなく人に尋ねながら15分ぐらい歩いてやっと見つかった。しかし、この郵便ポストは外見ではただのゴミ箱のようだ。一応LETTERと書いているので郵便ポストと信じてポストカードを投函した。ちなみに日本までの送料は15ルピーである。
帰りに売店でジュースを買おうとして代金の30ルピーを店員に差し出すが、こちらを認識していないかのように他の客の対応をしていた。どうやらインド人は同時に2つのことはできないというか、意図的にしないのである。この店員に限らず、様々な店でこのような対応をしていて、他の客の対応中はいくら話しかけても聞こえなかったように無視をする。アーグラでランチを食べたレストランにおいては、同時に2つの注文をすると客を注意し出す。インドの会社でも皆一つの作業だけに集中して、日本の会社のように同時に何個か違う種類の仕事をこなすマルチタスクの人は見かけない。基本的にインド人はシングルタスクで、しかも動作が緩慢である。特に店のチェッカーの無駄な動作にいらつく、今日はクロスワードという本屋で会計をしていたら途中でチェッカーがいなくなり結局違う店員に会計を済ましてくれた。なぜレジの途中でいなくなるのかはインド7不思議の1つである。インド人の人件費は安いが、効率性を考慮するとそんなに安くなるわけでもない。場合によっては日本より割高になる。
夜はお別れパーティーに参加してきた、出し物の落語にダンスでとても疲れた。加えて前日は3時に寝たというのもあって帰りのバスでずっと寝ていた。そして明日はムンバイまでバスで行って、ムンバイ空港からシンガポール経由で日本へ戻る。これで1ヶ月半のインド滞在は明日で終了になる。おつかれちゃんでした〜☆
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