IEWBでのVlanアサインするには

他のワークブックは知らないけど、私が使っているIEWBに限っていうと、ワークブック初心者なら必ずVlanアサインで悩む。

大抵の場合、どのスイッチにどのようなVlanを設定するかについては一切明確に書いてません。

以前、ブログでも納得できないまま、ワークブックの不備として片付けた。サブさんのCCIE受験記にも同じようなことが書かれています。同じ、悩みをもつ人は必ずもっと大勢にいるはずです。

しかし、最近ラボ演習を数多くやったお陰でいつの間にか分かったようになった気がする。今までの自分が思い込んできた「ワークブック側のミス、不備」ではなく自分が今まで未熟だったことが悟ったのです。まだ完全とは言えませんが、自分なりのVlanアサイン対策を公開します。

さて、IEWBでのVlanアサインに関係する問題は大きく２パターンあります。
パターン①　特に指定なし
パターン②　必要最小限のVlanアサイン

パターン①はとても簡単です。
要するに、各スイッチで全てのVlanを作成すれば終わりです。

厄介なのは、パターン②で、必要最小限というのがミソ。１つでも多いVlanをアサインすればその時点でアウト！であとはいくらやってもそのタスクは０点です。

じゃどうすれば、無駄なくすべてのVlanを見つけるかは以下の３パターン(2-1,2-2,2-3)を実施してみはどうしょうか？

パターン２－１
Vlanインターフェースがある場合。
この場合、スイッチがもつVlanインターフェースのVlanをアサインする。

パターン２－２
隣接ルータを考慮した場合。
論理トポロジ図では分からないが、物理トポロジ図で、物理的に隣接するルータのインターフェースが所属するVlanをアサインする。

パターン２－３
隠れVlanの考慮。
これが一番難しい。下の説明図で言うと、ルータAとルータBのインターフェースF0/0は同じVlan55に所属するが、ともにスイッチAには物理的に繋がっていない状態です。したがって、Vlan55のpingを通すにはスイッチBとスイッチCにVlan55をアサインするだけではだめで、スイッチBとスイッチCの間にあるスイッチAにもVlan55をアサインする必要がある！










あ、あとはIEWBは間違いも所々あるので、注意してください。例えばラボ１０の最初でいきなりです。