たいていの受験者は、時間内にTOEICの長文を解けることができず、結局最後は「塗り絵」してしまいます。新形式の長文は、文章難易度は前と同じですが読む量は明らかに増えました。私の場合、以前は試験終了10分前に全問解答できたが、新形式では3分しか余らせません。
リーディングで450点以上とるには、文法9割の正解に加え長文の時間内での全問解答が必要です。
では、自分が取り組んだパート7(長文問題)の練習方法のいくつかを紹介します。
・時間測定は常に行う
長文は時間との勝負。問題ごと時間を測定する。
・初見問題は1問1分を常に意識する
選択肢で迷うなら、適当に塗ってさっさと次へ進む。1問1分のリズムを崩すべからず。
・復習時は1問30秒以下で解けるように繰り返し練習する
このぐらいのスピードに達成できたら本番でギリギリ時間内に全問解答できるようになる。
・単語力強化
自分の場合、模試20回分に登場する全単語を漏らさずに暗記した。
TOEICに出現する単語は実に限られているので1個1個つぶせば確実に読めるようになる。
・第1段落を確実に理解する
第1段落に文章の目的が書かれているので、少しゆっくりでもいいから確実に理解する。
・問題パターンを増やす
TOEICの長文は限られた問題パターンなので多くの模試を解く。最低10以上!
問題パターンが分かると読むスピードも速くなります。
・文章が難しくても決して立ち留まらない
小説、新聞関連の問題は難しく、ゆっくり読んでも全部理解できないこともある。
内容が難しくても決して1問1分のリズムを崩さずに最後まで読み進む。
文章が難しくても問題は意外と簡単だったりするので、ざっくり理解できれば解ける。
・あきらめる勇気
時間のかかる難しいNOT問題や複数の文章を跨ぐ問題は潔く捨てる。
とはいっても捨てすぎると高得点を狙えないので、できれば2問以下にしておきたい。
・日々の地道な努力
急に読む速度は上がらないので、毎日コツコツ読むしかない。
TOEICの点数だけを狙うなら、模試の長文だけを読めばよい。
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