2010年12月30日の旅日記のまとめ
カトマンズの朝はまた濃霧に包まれていた。前日に予約していたTaxiに乗り、約20分ほどで国内線ターミナルに到着した。ホテルで呼んでもらったTaxiは600Rsで流しの相場よりも大分高いが確実に目的地へ行けるのでケチないことにしている。チェックインする前に国内線空港税の170Rsを支払う必要がある。ヒマラヤ遊覧飛行は複数の航空会社が運行しているが、今回乗ったのはブッダ航空である。ここの離着陸が地形的に難しいうえ、天気も変わりやすいせいで事故も多い。それでも上空からヒマラヤを間近に見れる唯一の手段なので毎日多数の観光客がやってくる。
30分遅れで小型プロペラ飛行機に乗ることができた。ヒマラヤ遊覧飛行は約1時間の飛行時間で、チョモランマを含めいくつかの山を見ることができる。乗客席の窓からはもちろん見ることもできるが、窓が傷だらけでクリアに見ることはできない。乗務員の誘導で交代でコップピットから1分ぐらい前方の景色を見せてくれる。
飛行機場から歩ける距離にパシュティナートというネパール最大のヒンドゥー教寺院がある。そこへ行ったのは火葬を見てみたいからである。パシュティナートの入場料は500Rsととても高い。渋々チケットを買ったらチケットカウンタ横から1人のネパール人がやってきて頼んでもないのに勝手に火葬のことを喋りだす。最初は係員と思ったがどうもまた自称ガイドだったのでその場から逃げようとしたら、今まで情報料(5分ぐらい)200Rsくれと言われる。めんどくさいから100Rsだけ渡してさっさとその場から離れてガイド本を見ながら火葬場を見学した。寺院の出口あたりは猿が群がっていて隙あれば観光客の手提げ袋やリュックを狙っている。ゆっくり歩いたら狙われるから出口に向かって突撃したら猿がびっくりして道を空けてくれた。寺院の外に出ても気を緩めることもできない、なぜなら今度は野犬に付け狙われた。狂犬病とか怖いから石を投げて追い払った。
パシュティナートからさらに北に向かって歩くとボダナードに辿り着ける。ここはネパール最大のチベット仏教の仏塔がある場所だ。こちらの入場料は150Rsと良心的。ストゥーバ(仏塔)は一般的に右回りで参拝することになっていて、基壇の上は比較的人も少なく一周すれば高い位置からボダナードを一通り見渡すことができる。ストゥーバ周辺には宗派別に寺院が存在し、そこでチベット仏教の念仏も観る事ができる。ストゥーバの奥にはレストランなどのお店があり、この日のお昼はGarden Kitchenというちょっとお洒落なトレスランに入り、Mixed Chow Mein(チベット焼きそば、155Rs)とRosehip and Hibiscus Tea(55Rs)を注文した。脇道にあるこの店はとても静かで、庭は日陰となっているので休憩するにはとてもいい場所である。食事後タメルへ帰るためにタクシーを拾ったが料金は300Rsと言われたが、相場は200Rsと知っていたので交渉したらすぐに200Rsで了承してくれた。
明日はネパール最終日
つづく・・・
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