EthernetとPPPのように、異なるACをL2 VPNで結びつけることができる。このような機能をL2 VPN Interworkingと呼ぶ。ISPのMPLS網上で異なるサイトで異なるACを使っている顧客に対してL2のVPNを提供できるというわけである。もちろん、これはAToMと同様にCEルータでの変更なしに目的を達成できる。
L2 VPN Interworkingには次のような2つのモードがある。OEQなら2つのモード名を書け!という問題も考えられる。もう一歩踏み込んで両者の違いを述べよ!もあり得る。
・Bridged Interworking Mode
ACからイーサーフレームを切り出してPseudo Wireに送り込む方式
もしACフレームはイーサーでなければ廃棄
VLANの場合、VLANタグは除去する
コマンドは
interworking ethernet
・Routed Interworking Mode
ACからIPパケットを切り出してPseudo Wireに送り込む方式
もしIPパケットがACフレーム内になければ廃棄
コマンドは
interworking ip
しかし、こんな便利なInterwoking機能にもいくつかの制限があるので注意したい
・マルチポイント設定には対応していない
両ACがEthernetとFrame Relayのような時には注意が必要、一方がブロードキャストでもう一方がノンブロードキャストになっているとしたらOSPFネイバーは確立されません。このような場合では両方をP2Pモードに変更するような対応が必要。
・Inverse ARP対応していない
なので、CEルータはP2Pモードか手動マッピングとなる
・ATM AAL5 VC modeだけサポートする
ATM VPとATM portモードはサポートしていない。
香港九龍公園
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