ともあれISでは信頼かつ効率的なLSPDBの同期が必要なのだ。
LSPはローカルでレベル別に生成されてネイバーとやり取りされる。よって、受け取るLSPはローカルのLSPDBで持っているLSPよりも新しかったり、古かったりするわけ。そんな時にもらったLSPに対してISは異なる対応をしている。どんな違いあるかについては以下で述べる。
まず、ローカルのLSPDBの持つLSPが古い場合、そのまま受け取った新しいLSPが上書きされる。そして、受け取った新しいLSPをフラッディングする。
さらに、LSPフラッディングでP2P circuitとmultiaccess circuitとでことなる動作をする。
P2P circuitでは、新しいLPSはネイバーからPSNP応答が帰ってくるかあるいは自分よりも新しいLSPをネイバーから受けとるまで定期的にフラッディングをする。ローカルLSPDBのLSPと同じならPSNPでフラッディング先へもうこれ以上更新することないことを伝える。
multiaccess circuitではLSPフラッディングは1回のみで、他のISはDISから周期的(デフォ10秒)にもらうCSNPで更新すべき否かをチェックする。もし、さらに他のISで持っているLSPが新しいであるなら、再びLSPをフラッディングする。逆に古いようでしたらDISへPSNPを送って情報更新を求める。そして要求PSNPを受け取ったDISは新しいLSPをそのISへ返してLSPDBの更新を行う。
ポイントとしてcircuit種別によってPSNPの用途が違うことですね♪
あと、P2Pに設定したときにCSNPフラッディングは無用となるから消してあげると幸せな結果をもたらすw
interface FastEthernet0/0.89
ip router isis
isis circuit-type level-2-only
isis network point-to-point
no isis csnp 10
ちゃんと文書としてまとめたからすっきりした。
※IS-ISネタならまだまだいっぱい書けそうってこと気づいた
↓コレホスイ・・・
ラボの進捗 124 Labs done
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