ついったーだと文字数オーバーになるからブログでOSPFのBGP拡張コミュニティについてつぶやく。
PE-CE間ルーティングがOSPFのとき、MPLS VPNスーパーバックボーンにおいて以下のような3種類のBGP拡張コミュニティがやりとりされている。
・OSPF Route Type
・OSPF Router ID
・OSPF Domain ID
それぞれの詳細について
・OSPF Route Type
OSPF Route TypeコミュニティはmBGP間でOSPFエリア番号、LSAタイプ、OSPFオプションを運ぶ。
OSPFエリア番号は32ビット長を用意されている、Externalルートは0となっている。
LSAタイプは8ビットで次のような種類がある。
1 - Type 1 LSA
2 - Type 2 LSA
3 - Type 3 LSA
5 - Type 5 LSA、この時のエリア番号は0
7 - Type 7 LSA
129 - Sham Linkアドレス、これは結構マニアックな知識
最後のOSPFオプションはLSAタイプ5と7用、1ビット長となっている。
0 - E1タイプ
1 - E2タイプ
・OSPF Router ID
そのまま、4ビット長ルータIDを運ぶもの
・OSPF Domain ID
2ビット長、コマンドで指定もできますがデフォでプロセス番号と同じ。このDomain IDが異なると、OSPFのルートは全てE2としてBGPから再配布される。これはわりと有名な話。
以上の内容は全てshow ip bgp vpnv4 allで確認できる。Domain IDは16進数で書かれているから、計算させる問題も実際にIEのシミュレーション問題にあったりして。とりあえず、このコマンド出力からエリア番号、LSAタイプ、オプション、Domain IDが分かればOK。
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