インド研修１３日目「視察」

相変わらず英語の宿題が多く皆結構ヒーヒー言っている。”まじめ”にやれば最低でも１時間半は必要でその他にプレゼンなどのネタ探しも含めると２時間はかかる。毎日の宿題はワークブックにリスニングの組み合わせで、今日までリスニングはほとんどの人がやっていなかったのでそろそろ先生がキレそうな感じ。
マラーティー語で怒鳴られる日が近いかもしれないwww

各メンバーがそれぞれのプロジェクトにアサインされてからはキャッチアップするためそれなりに忙しい日を過ごしている。私は事前に面談シートにプロジェクトマネジメントと品質管理を勉強してみたいと書いたので、２つのチームにアサインされてしまった。来週からは品質管理のことも勉強して最終的に学んだことを英語でプレゼンするという献立を渡された。だから来週からウェブサーフィンする暇がないぐらい色々やらないといけないみたい。余計なことを言った後悔もあるが帰国後のレポートのネタが豊富に揃えられるのはうれしい。

帰国後のレポートといえば、今日は日本から会社の偉いさん達が視察に来た。１対１の面談で主にインドでの生活や研修について話したがそんな内容よりも帰国後のレポートをどのように書くかがどうも大事のようで半分以上の時間がそれに割かれた。その原因の一つは何事も否定から入る日本人の悪い癖と推定している。研修、海外視察などをすると決まって「そんなの意味あんの？」とツイートする人が出てくる。代わりに「せっかく行くなら〜もしたらもっと面白くないか？」と提案できる人はあまりいない。かなりうんざりなセリフだからカウンターパンチとして「んじゃお前の仕事は会社にとって意味あんの？」などを用意している。だから来られた偉いさんもそこを気にしていたみたい。まぁ気持ちは分かけどね。

だから研修のレポートは、学んだことが会社にとって有意義であったことを説明しかつ既存のやり方を全否定しない（理想は少しも否定しないこと）、さらにすべての関係者にとってネチネチ文句を言わさせないような内容でないといけない。

あーあー、くそめんどくさっ

もういやになったから日本へ帰るのをやめてそのままインド一周の旅に出たい気分だぜ

たぶん一番上の偉いさんは研修での成果云々などはどうでもよく、グローバル（怪しい言葉だが敢えて使う）で活躍できる人材を育てたいのが大きいとおもう。要するに内向きなところを少しでも改善したいがためにこのような研修があったと私はおもう。具体的にどんなことができればグローバルかはそんなすばらしい回答はあるはずはなく結局は”経験”または”体験”だと今は感じている。研修が終わる頃にこれに対する答えが変わるかもしれないけどな。

 

インド研修１２日目「Do You Understand?」

英語の授業で先生が皆さん分かりますか？とよく聞かれる。しかしたいていの場合皆黙って誰か返事をするのを待ってから続けて返事をする。そして決まって先生から返事をしないと分からないと注意を受けてしまう。インド人には分からないが、この場合の沈黙は「ノープログレム、ゴーオンプリーズ」と同意である。いちいち聞かれたことに対して返事よく答えるのをし続けると日本人にとってかなりのストレスとなる。基本的にノーリアクションの場合はYESと考えてよい。これを知らないとインド人にとってもストレスとなっているかもしれない。そしてフェイスツーフェスで「Do You Understand?」を連発されると徐々に萎えてきて、まるで自分が尋問されているような錯覚に陥ってしまう。

日本ならたとえあまり親しくない２人だけが一つの部屋にいたら最後まで沈黙を守り続けられるが、インドではどうもそうは行かなく結構困った質問をしてくる

インドどうですか？

↑すげーアバウトな質問が予期せずに飛んでくる。インドといっても色々あるし具体的に何を訪ねたいんだろう？たぶん沈黙の間を打ち消したいためなら答えは何でもいいとインド人は考えているかもしれないが、こっちは真面目に応答したいので必死に行間を読みながら相手が一番ほしい答えを探し出そうとしてさらに沈黙が続く。でもこの場にふさわしい答えがないと断念した時点で仕方なく

ベリーナイス。

とだけを答えた。そしたらもう苦笑いでますます空気が悪くなって行く。これでこのインド人は日本人との沈黙を破るととんでもないことになることを学習できたとおもう。

インド研修１１日目「チョコ外交」

今日から英語の授業は８時に開始して１０時に終わる。１０時の勤務時間に合わせて英語の授業は１時間早く始まることになった。１０時にチームメンバー全員で１０分ぐらいスタンドアップミーティングを行い進捗の確認をし合う。日本の会社で感じられるようなダラダラ感はなくサクサクとしている。でアサインされたチーム内でこれといった仕事はなく前日に渡されたプロジェクトチームの説明資料を一通り目を通して分からないことをノートにまとめて明日にプロジェクトマネージャに質問する予定である。

お昼のあとは新たなチャイ屋を求めていつもと逆の方向へ向かった。どこ歩いてもチャイ屋には困らないのは日本で言えばどこにでも自動販売機があると同じようなものだ。今日のチャイは５ルピーで何回か行ったところよりも１ルピー安い。ジンジャー味はそんなにしないので飲みやすい。

午後はドキュメントの読み込みをしながら時間を見つけて英語の宿題を片付けた。夜に宿題をやるよりも断然効率がいい。そして座席表を見ながらチームメンバーの名前をぶつぶつ念仏して記憶していた。ただでさえ人の名前を覚えるのが苦手なのになじみのないインド人の名前を覚えるのは簡単ではない。うとうとしていたら３回PCへのログインパスワードを打ち間違えてアカウントロックされてしまい、しかたなくシステムヘルプへ電話したら２時半まで昼休みで誰もいないと言われた。昼休み長過ぎ。。。チャイ何杯飲む気なんだよ。

さてメンバー全員の名前を完璧に念仏できたところで日本から持ってきたチョコを取り出して一人一人の所へ行って名前を呼んでチョコを渡した。皆なかなか喜んでもらったみたいでほっとした。チョコでインド人のレディーたちの心をつかんだ所で次はうまい棒でさらに親睦を深めて行きたい。８時から出勤扱いなので４時半に帰宅できる。ここのチームは４時半にチャイタイムらしいので明日は帰るついでにチャイを楽しみたいと考えている。

夕食は前日の豪勢ディナーを反省して１００ルピー以下のローカル食堂へ行くことを決めていた。飯とは別に先週マクドナルドの隣に３１アイスがあったのを気になって、まずそこへ行ってインドの３１アイスを食べてみた。味、クオリティは日本とまったく同じでしかも値段が安い。そして適当に入った食堂でAmul Pav-Bhajiというのを注文、何なのかは分からずに出てくるまでがドキドキ。結局はカレーに普通のふわふわパンでした。チャイも頼んで９２ルピーでした。

インド研修１０日目「四面インディアン」

昨日でPMの授業が終わり、今日から研修生たちは実務体験のため各プロジェクトへ配属された。私が配属されたプロジェクトチームはプロジェクトマネージャ１人にメンバー１０人の構成となっている。このチームの仕事は日本のアプリケーションに関する英語翻訳である。全員日本語が分かるので、周りがインド人だらけ以外はあまりびっくりするようなことはない。チームの仕事概要を理解するため今週はいくつかの資料を読んで、次の週からミーティングなどにも出席してオフショアやPMに関することを学んでいくことになる。それからプロジェクトマネージャ以外は全員女性というのも驚きで、この会社で言えば女性率は大変高い。オフィス内も机、PC、電話以外に家族の写真ぐらいしかない。日本のオフィスにあるような書類の山積み、ペットボトルの山積みなどのゴミ屋敷は見られない。女性が多いせいか空気も穏やかでどんよりとした雰囲気はない。とりあえず全体的にぬるいので残りの１ヶ月はまったりと過ごさせて頂く。

夜は英語の先生がおすすめのsigreeという高級インド料理店へ行った。バッフェ方式で確かに美味しいがくそ高い。８０５ルピーが一食で飛んでしもうた。インド人の社員の１人が家に洗濯機はなく、代わりに洗濯だけをするお手伝いを月１５００ルピーで雇っているという。それとは別にローティーを作るための生地作りのためのお手伝いも雇っているという。インドでそれなりの会社の人であればプチマハラジャみたいな生活もできるというわけだ。

インド研修９日目「インドでモモと再会」

午前２時にムンバイからホテルに着いてすぐに寝て６時に起きての１日でした。研修先の宿題をこなしながらブログを書いているから会社にいるよりも忙しいなう。なので今日は早く寝たいので簡単に書く。

ビジネス英語　→　電話対応のロールプレイ
GDM　→　内容が一般すぎてとにかく眠い
ランチ　→　変なジュースが不評、これはまずい
チャイ　→　朝２杯（ホテル）、昼１杯（屋台）、午後１杯（オフィス屋上）
現金　→　もうなくなったので銀行のATMから５０００ルピーほど
夕飯　→　Ivala's The Momo'sというローカル食堂でマトンモモ６個（６０ルピー）とチキントゥクパ（４５ルピー）を注文、ネパール以来のモモだがポカラで食べたパフモモの味には到底及ばない
コーヒー　→　CAFE COFFEEDAYでTropial Ice Berg（８４ルピー）

夕飯は合計１０５ルピーでしたが５ルピーがないので１００ルピーでいいと言われた。その後のコーヒーショップでは３ルピーしかないって言ったら１ルピーはおまけって言われた。５ルピー以下のコインってゴミみたいな存在かもしれないな。コーヒーショップ隣に酒屋がありインドで飲酒はよいイメージではないので酒を買うインド人はエロ本を買う中学生みたいにお忍びで店に入り物を黒いビニール袋に入れて持ち帰る。

शुभ रात्रि