タイ&カンボジアの旅 2日目 2012/7/13(Wed)
最初に行ったのはワットプラケオで金ぴかの寺院がゴロゴロあるところ、タイを象徴するような場所ゆえに観光客も多い。肌の露出での入場はできないので注意が必要である。自分は短パンだったので入り口でパンツを貸してもらえた。因みにここの入場料は400バーツある。ワットプラケオから徒歩で行ける距離にワットポーがあり、目玉はやはり巨大な金ぴかの寝釈迦仏で足裏にある108個の絵が施されている。今に懐かしいスト2のサガットを彷彿とさせる。タイガ~!ここの入場料は100バーツ、短パンNGの看板もあったが特に注意されなかった。
ワットプラケオ、ワットポーのついでに観るのはワットアルン、これはチャオプラヤ川を挟んだ対岸にある寺院である。ワットアルンの急な石段を登ったのはいいが、降りるときは怖くてならない。前向きは恐怖倍増だから後ろ向きで降りた方がいい。ワットアルンの入場料は50バーツだった。
お昼はターチャンという船乗り場前の屋台料理でここも観光客で一杯だ。一食分が少ないから2軒はしごにして食べた。1軒目はタイメシ(60バーツ)で好きなおかずを選んでご飯に盛る形式、2軒目はチキンヌードル(50バーツ)、デザートはビニール袋詰めされたスイカ(30バーツ)でした。満腹になったところで再び船にのりチャイナタウンへ向かった。ターチャンからチャイナタウンの運賃は15バーツ、乗務員が鉄の集金箱をカシャンカシャン鳴らしながらお金を回収しに来る。
規模の大小はあれど世界各地にチャイナタウンは存在し、存在感の薄いパリのチャイナタウン、完全に観光向きに作られた横浜中華街など特徴は地域によって様々である。バンコクの中華街は「ガチ」というか、本当の中国みたいだった。そこには活気のある現地の人の生活があり、観光客に媚びるための装いはない。チャイナタウンを通り抜けて東にしばらく歩くとホアランポーン駅にたどり着くことができる。地下鉄でシーロム駅で降り、すぐ近くのルンビニ公園があるので暇つぶしに1時間ほどぶらぶらして歩いた。雰囲気としてはシドニーのロイヤル植物園、新宿御苑、シンガポールのボタニックガーデンのような感じな場所である。
歩き疲れたのでシーロム駅近くのスタバに入ってみた。185バーツのほうじ茶ゼリーフラペチーノはぼったくりの値段かとおもったが、1バーツが2.5円だから日本よりは大分安い。バンコクでの金銭感覚なら1杯の飲み物が185バーツはまさにキチガイの領域と言えよう。この辺はタニヤ、バッポンで知られている有名な歓楽街であるがまだ夕方前だったこともあり閑散としていた。本当はシーロムのコンプレックスショッピングプラザのフードコートで夕飯を食べるつもりでしたが、どうやら今は改築中で閉まっている。仕方なくBTSに乗りサヤーム駅まで行くことにした。サヤーム駅前では大きなショッピングモールが何個かありそこのフードコートでご飯を食べた。ちょうど午後6時の時にサヤーム駅を出たところで歌が流れてきて忙しく動く人もぴったりと止まり歌が終わると同時に再び時間が動き出したように人々各々方向へ歩き出し始めた。一瞬何が起こったのが分からなかったがあとで調べてみると朝の8時と午後の6時に国歌が聞こえる範囲にいるならば直立静止する習慣がタイにあるようだ。国家と国王への忠誠と感謝を表すためである。
サヤーム駅から1駅分を歩いてラチャウィティ駅へ行き、この駅のすぐ近くのASIAホテルの中にカリプソキャバレーがあり、毎晩ニューハーフダンスショーが開かれている。タイと言ったらオカマ(かなり偏見。。。)、来たには観ずにして帰れない。”未開発”、”工事中”、”完成”といった色んなタイプの”お姉さん”を見ることができ、ショーもとても満足できる内容である。ショーの後はお気に入りの”お姉さん”と写真を撮ることができ、特に決まりはないが50バーツのチップを渡すのが慣例のようだ。やっぱり胸はシリコンで声は思いっきり男でしたw
トゥクトゥクで帰ろうと値段交渉したら200バーツとふざけたことを言ってくる。雨が少し降っていることを考慮に入れても高くても100バーツなのにバンコクのトゥクトゥクは観光客をカモりすぎだから嫌いだ。ムカついたからカリプソキャバレーからカオサンまで1時間かけて歩いて帰ってやった。暗い通りもあるので夜は決して安全ではないのは事実である。
明日はアユタヤーへ行く。
つづく・・・