忍者ブログ
ネットワークセキュリティやってます。技術よりも趣味と雑談が多めのブログです。最近はオンライン英会話にはまっています。

2017-04

カレンダー
03 2017/04 05
S M T W T F S
1
2 4 5 7 8
9 11 12 13 14
16 17 18 20 21
23 24 25 26 27 28 29
30
最新コメント
[05/10 メモリ]
[07/24 hechtia]
[06/23 Stream.T]
アーカイブ
カウンター
ブログ内検索
本日(2008年3月13日)の朝方6時に自分の合格を知りました。

はっきり言って落ちたと思いました。今でも信じられない気持ちでブログを書いてます。時折CCIEステータスのページを見て自分の勘違いではないかと何度も確認しました。

さて、私はこのブログを始めたのはちょうど1年前で、その時はまだCCNPも取得しておらず、気持ちだけはいつかはCCIEになろうと考えていました。さらに遡って2年前の2006年4月にCCNAなる資格を新入社員研修の一環として始めて知りました。それ以前は大学院でネットワークセキュリティ(IDS)の研究していましたが資格にはあまり関心なく、シスコもしらない状態でした。

CCNAに合格したのは2006年7月で、それなりに勉強したのを憶えています。同期の3割ほど取得したのでがんばった割りにはあまり喜べなかった。その時は早くCCNPをとって差をつけようと計画しました。そして、CCNPをとったのは2007年3月のことでした。このとき、同期の中で3%以下しかCCNPを持っておらず、また自分が所属している支店の中でもCCNPあるのは自分ぐらいだったので、かなりうかれてました。さらにCCIEを目指さなくても十分満足と感じていました。周りの同期や、人事からもすごいすごいと言われたので、自分もかなりその気になってました。今考えるとちょっと恥ずかしいです。

しかし、すぐにCCNPだけでは全然だめだと感じるようになりました。もちろん、実務経験十分な人は話は別ですが、私のような実務経験なしの人間がCCNP持ってるぐらいでは全然話にならないことがすぐに気づきました。加えて、オークションなどで出回っている試験問題を使えばたとえ知識なくても誰でも簡単に合格でき、まじめにシスコプレスから読んでから試験に臨む人間にとっては、努力してもあまり評価されないということです。以上のような事情で私はどうせとるならCCIEをとってやる!と決心しました。さすがにCCIE合格したらけちをつける人間も少なくなるだろうと思いました。

CCIE取得を決心したのはいいが、何すべきかはまったく分かりませんでした。そこで、CCIEに合格されたブロガーを参考に手探りで始めました。大抵のCCIEブログを読ませていただきました。その中でTOMOさんの旧ブログ(現存せず。残念。)は私にとって大変貴重な資料で、悩んだり、迷ったりしたときは必死にブログを読み返してヒントを探していました。CCIEを目指す人なら皆必ず同じ道を通ることになり、言い換えれば同じ壁にぶち当たるので、先人たちの記録はそんな時の助けともなりうる。

そして、いよいよ機器集めやCCIE勉強を本格に始めました。内容はこのブログに詳細残してますので、ここではあえて詳しく書きません。

1年間の準備の末、翌日のラボを控えて2008年3月11日に新宿に入りました。三井ビルから徒歩10分のところにホテルを予約して最後の調整(といってもノートをパラパラ読み直す程度)をしました。翌朝7時にアラーム3つセットして23時に就寝。ぐっすり眠れました。朝方に夢を見てなんかの競争で1位をとって、「アイアム チャンピョン!!!」と寝言を言いながら、急に目をさめましたw この時に時計はちょうど6時。最近滅多にない目覚めのいい朝だったので、そのまま顔を洗って、軽めの朝食を取りました。

8時にホテルから出て、約15分徒歩で試験場に着きました。道中はひんやりした空気がとても気持ちよく、意外と緊張していない自分がいました。三井ビル向かう途中で何度か自分を鼓舞するため心の中で「ちくしょー!!やってやる!!!絶対にやってやる!!」と叫びました。三井ビル8階の試験場に入ると既に半分ぐらいの受験者がいました。ジェームさんに飲み物勧められたが、「No, Thank you!」と言って、断れる日本人をアピールしましたのではなく、初めから飲むつもりはなかったです。理由は簡単、尿意で集中力途切れるのが馬鹿馬鹿しいからです。どうやら本日の試験は急な機器設定を要するため1時間遅れるらしいことを告げられ、バージョンアップでは?と少しだけ不安になりました。待機している間は受験者8人全員沈黙していましたが、そのうち韓国から来た受験者同士でお喋りはじまって、次に中国系の人たちも会話に参加してCCIEに関する話題で盛り上がってました。一方、3人の日本人はまるでここがアウェイのように最後までだんまりでした。もっとアグレッシブにならないとなぁ~と思いながら10時ちょうどにラボルームに通されました。

午前10時、待ちに待ったラボルームに入り、ジェームスさんから試験概要とパソコン操作の説明を受けました。パソコン画面は15型液晶、OSは英語WIN、キーボードは日本語キーボード、マウスはホイールなし、ターミナルソフトは黒画面、各ルータへ直接飛ぶアイコンがあらかじめデスクトップに配置されていた。CCD見れますがすこし遅いし、現時点リンクの移行期間中なので、リンク切れもあります。雑音気になる方がヘッドホンもそばに置いてます。筆記用具は紙2枚(終了後回収)、ペン、カラーペン、シャーペン、消しゴムです。試験問題を収めっているクリアファイルはかなり使用されてぼろいです。そして手垢などでベタベタしている上、ちょっと臭いです。そして、約10分の説明を終え、10時10分に試験開始!

試験開始後、しばらくは問題を読みましたが、印象として問題文はワークブックよりも短く、知らなさそうなこともないように感じました。トポロジの書き方はワークブックとちょっと違うので、ワークブック慣れしている私にとってすこし戸惑いました。しかし、理解できないほどのものではありません。目標は5時間で一通り設定して、残りの3時間で見直しをすることに決めました。

問題を一通り読み終えた後、機器の設定内容を見てイニシャルエラーと思われるところは私の場合ではないように見えましたので、そのまま問題に進みました。というのも、ここで時間をかけてエラーを探すのは時間の無駄と考えています。なぜなら、エラーあればそのうち疎通問題や制約問題に自然とかかるので、そのときに対処すれば言い訳でと考えているからです。

最初のセクションはフレームリレーで、あらゆる問題パターンをワークブックを通してやったので、自分の中では得意分野です。難なく全てを設定し、疎通も完璧に確認できました。次はラボ試験の肝とも言えるIGPセクションで、私が問題を読んだかぎりではひねくれた問題や曖昧な問題はなく、これあれせよ!という単刀直入なものばかりでしたので、すいすいと進みました。しかし世の中はそう簡単なものではありません。設定が完璧なOSPFがネイバー張れないことに気づきしました。なぜだ!そんな馬鹿な!俺はこんなイージーミスを起こさないはずなのにと思いながら、自分が確立したトラブルシューティング手順で1つ1つ確認したところ原因わかりました。しかし、原因である部分は既にフレームリレーセクションで完璧に確認済みなので、その部分の設定内容が丸ごとなくなっていることになっている。ジェームス!お前の仕業だな!そういえば、ジェームスは午前中やたらとキーボードを叩きまくるのが気になる。。。何してんだろう?まさかネトゲじゃないだろうな?とおもったけど受験者になんらかのトラブルを仕掛けているのかもしれません。(妄想も含めて未確認)まぁ、少なくとも私の場合にこんなことがありました。そして、試験開始2時間30分過ぎてIGP8割終わったところで午前終了。いいペースです。特に分からない問題もなくこのままなら5時間以内でいけると確信しました。

そ・し・て お楽しみの17万円の弁当だぁ!おらぁー!食ってやるぞ!
当日の弁当は萬作の洋風お得意膳。
どれ!皆がまずいまずいって言ってるけど俺は決してそんなの信じない。だって17万の弁当だからね。
一口パクッ ・・・・・ (・A ・)マズー
正直、今日唯一の楽しみが奪われた瞬間でした。なるほど。皆がまずいって言うのはなんとなく分かった気がした。ここで、ようやく水を飲みました。弁当は半分のこしてごちそうさん。すこし空腹の方が眠らずに済むし、これも戦略の一つ。昼休みに1回トイレ行き、10分休憩して午後の部の始まりです。今日は開始時間遅れたので、午後は5時間30分の長丁場となりました。これに備えて私はペットボトル1本持ってラボルームに入りました。もちろん飲むためではなく、口の渇きを潤す程度で、できるだけ同じコンディションで午後通しでやろうとおもいました。

午後は13時10分~18時40分の5時間30分の戦いです。
ジェームはずっと一緒に昼食とっていたから、設定をいじられることはないだろうと考え、特に午前の設定確認を見直すことなくIGPの残りを15分ぐらいで片付けました。IGP終わったところで設定保存。自分の場合、問題見開き2ページ分終わったら適宜保存するようにしました。予想されるトラブルは事前に最小限に留めることにも留意しなければならない、たとえ機器トラブルでも、全て自己責任なのである。
IGPの次はIOSフィーチャーだったけど、自分のリズムとしてはIGP→BGP→その他だったので、一番最後のセクションのBGPに取り掛かりました。BGPの問題もそれほど難しくなく、トラヒックエンジニアリングに関する問題もワークブックと比べればやさしいものでした。
IPv6のセクションでは、自分の手持ちルータで確認できなかったコマンドを使用した問題あったので、今日一番の不安でした。やはり自分で設定した経験がないので、ミス続出。しかし、難しい問題ではなく落ち着いて対処してなんとか制約条件も満たし、ほっとしました。残りもQOSやセキュリティもワークブックを120回やった自分にとっては見たことのないものはなくそれなりに設定して、問題を一通り終えました。
この時の時計はちょうど15時になっていて、試験開始から4時間20分経ったところであった。まさか、こんな早くできるなんて思わなかったです。でも、ここで気を緩むことなく、ここからが本当の勝負の見直しの始まりです。

見直しに入る前に3つほど曖昧な設問があり、どれも制約はとくかかれていなく、複数の解法で解けそうな問題だったので、まとめてジェームスに質問(もちろん英語で)しました。
俺 ・・・ すみません。。ちょっといいですか?
ジ ・・・ なんでしょうか?
俺 ・・・ 3つほど質問があります。
ジ ・・・ はい。いいですよ。
俺 ・・・ 設問AにAAAAAの技術を使用してもいいですか?
ジ ・・・ 制約なければ何使ってもいいですよ!
俺 ・・・ 設問BにBBBBBの技術を使用してもいいですか?
ジ ・・・ OK!これも制約ないから何してもいいですよ!
俺 ・・・ 設問CにCCCCCの技術を使用してもいいですか?
ジ ・・・ (苦笑い)OK!CCIEの試験は制約守ればあとは基本的に自由です。
俺 ・・・ ありがとうございます。
ジ ・・・ (こいつ!同じことを3回も聞きやがって!)
そう、CCIEの試験は制約守ればあとは受験者の自由にできることを再確認した。これが、あとの見直しで大きな助けとなりました。

見直しに入る前に、余った時間を有効に活用するため2回見直しする次のような作戦を立てました。
①各設問の制約や要求事項を満たすかどうかのshowコマンド中心での確認
②各機器のshow runの1行ごとにチェックして細部までの間違いを探し出す
作戦①では4箇所の間違いがありました。やはり見直しは重要で、たとえ自分が完璧に設定したとおもってもタイピングミスなどがあります。しかしタイピングミス以外にも、設問前後に発動されるトラブルにも気づくことがあります。たとえ試験前半で完璧に設定できたとおもった内容でも、後半の設問の設定で前半の制約を破ることもある。こんなことはワークブックでも多く経験したことあるので、あせらずに対処する。また、自分で勝手に制約をつくって設定したものがうまく動けず、困ったものもあったが、ジェームスの問題の制約以外は基本的に自由という言葉を思い出し、難なく解決。そうです!これはテストです。現実のネットワーク設定ではありません。制約さえ守れば点数もらえます。ある程度割り切ってやる気持ちも大事です。
作戦②の時は殆んど間違いが修正されて、設定内容の1行1行を指で追って、瞬きせずに隅々までチェックして1箇所の設定漏れを確認できました。

最後のSwitch4設定を見直したところで終了1分前。ジェームスさんから設定の保存をするようと言われ、迷うことなくガレ兵さんのテクニックを盗んで各機器に2回ずつwrite memory叩いて終了。

最後の1分まで俺は怯まずに闘った。分からない問題もなく、全ての設問に自分の持っている限りの力を出せた。はっきり言って、これで落ちても悔いなし!ただ全力投球できたことに満足して試験場を後にした。

結果は既にブログで公開したとおり合格でした。

1年間は長いようで本当に短い期間でした。これで、会社全体でも数えるぐらいしかいないCCIEホルダーにることができました。次の目標はセキュリティトラックを考えています。その前準備は既に始まっていて、1月のSND、2月のSNRS試験合格はR/Sのセキュリティセクション対策のみではなく、実はこの先いつか訪れるセキュリティトラックに備えるためのものでした。CCIE R/S合格したからはっきりと告白できたことです。

というわけで、長文駄文で申し訳なかったのですが、以上が私のCCIE R/S受験記とさせていただきます。



2008年3月13日

ぜん吉 CCIE#20259



PR
この記事にコメントする
お名前:
タイトル:
文字色:
メールアドレス:
URL:
コメント:
パスワード:   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
おめでとうございます
かっこ良過ぎる!
受験記、参考になります。
ありがとうございます。
NEyoshida 2008/03/13(Thu)20:04:42 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
再開します。
最後の記事が、2007/5/3 でした。 何をやっていたのかと言われても、ちょと
URL 2008/04/13(Sun)14:22:07
著書




プロフィール
HN:
ぜん吉
性別:
男性
職業:
割と自由なリーマン
趣味:
海外出張
自己紹介:
2006年のCCNA合格を皮切りにCCIE-RSを含めて数々のシスコ資格をパスし、2009年に念願の海外受験(ドバイ)でCCIE-SCを取得。そして、2010年に目標だったトリプルCCIEを香港の地にて達成した。今はネットワークセキュリティやデータ分析などをやっています。

■2006年の目標
CCNA(達成)

■2007年の目標
CCNP(達成)
CCDA(達成)
CCDP(達成)
CCIP(達成)

■2008年の目標
CCSP(達成)
CCIE-RS(達成)
TOEIC700点(達成)

■2009年の目標
CCIE-Sec(達成)
TOEIC800点(達成)
JNCIA-JUNOS(達成)

■2010年の目標
JNCIA-M(達成)
CCIE-SP(達成)
JNCIS-M(達成)
JNCIA-EX(達成)
JNCIS-SEC(達成)

■2011年の目標
異動(未達成)

■2012年の目標
異動(未達成)
TOEIC850点(達成)

■2013年の目標
異動(達成)
CCIE更新(達成)

■2015年の目標
本を出す(達成)

■2017年の目標
TOEIC900





英会話







忍者ブログ [PR]
by 桜花素材サイト様. . . .